不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は19日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2015年10月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。
同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、25万9,660件(前年同月比3.5%減)。1平方メートル当たりの登録賃料は、賃貸マンションが2,613円(同0.8%下落)、賃貸アパートが2,196円(同0.5%下落)。1戸当たりの登録賃料は、賃貸マンションが9万2,100円(同1.6%下落)、賃貸アパートが6万100円(同1.2%下落)となった。
成約件数は1万9,689件(同4.0%増)と、前年同月比で再び増加した。地域別では、東京23区が8,861件(同0.6%減)と、2ヵ月連続の減少。埼玉県は2,241件(同17.1%増)と、7ヵ月連続の増加。そのほかのエリアでも、東京都下1,657件(同10.2%増)、神奈川県4,993件(同3.9%増)、千葉県1,937件(同7.8%増)と増加した。
1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,612円(同0.6%下落)、賃貸アパートが2,160円(同0.1%下落)と、いずれも下落に転じた。1戸当たりの成約賃料は、賃貸マンションが9万200円(同1.7%下落)、賃貸アパートが6万2,300円(同0.5%下落)となった。