不動産ニュース / その他

2015/12/8

注文住宅建築費2,943万円と前年比138万円増/リクルート住まいカンパニー調査

 (株)リクルート住まいカンパニーは8日、「2015年 注文住宅動向・トレンド調査」結果を発表した。全国で15年9月5~25日の期間、インターネットでアンケートを実施。対象は、1年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)を竣工した「建築者」および今後2年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)の購入を検討している「検討者」。有効回答数は3,401サンプル。

 これによると、建築者(全国)の建築費用は、平均で2,943万円となり、前年比で138万円上昇、3,000万円以上の割合も41.0%と前年比4.7ポイント上昇した。
 頭金は平均967万円(同35万円上昇)で、うち親からの贈与は同320万円(同12万円減少)。土地取得の有無は、新規建築の割合が80.6%、建て替えの割合は18.3%だった。 
 一方、検討者に家づくりを考えたきっかけを聞いたところ、「子供が成長した」(24.8%)が最多となり、前年比で5.7ポイント上昇した。

 「スマートハウス・ZEH」については、検討者におけるスマートハウスの認知率は87.3%と前年と同水準だった。建築者における導入検討のきっかけは、スマートハウス・ZEHともに「新聞や雑誌等で興味をもっていたから」が1位。住んでみての満足度はスマートハウスが91.4%、ZEHが89.7%と、いずれも高い水準となった。

 DIYによる家づくりについては、検討者の58.2%が「DIYによる家づくり関与」を意向。内容としては、「庭をつくる(花や木を植える・花壇づくり)」(52.2%)、「壁に漆喰や珪藻土を塗る」(33.6%)等が挙げられた。

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