三菱地所ホーム(株)は、住宅展示場に出展している全18ヵ所のモデルハウスに、高画質バーチャルリアリティー(VR)技術を活用した「没入体験型」営業ツールを、2016年1月から導入する。
三菱地所グループでは、15年10月より住宅・オフィス営業現場でのVR技術の活用を開始しており、新築注文住宅事業で新たな展開を開始するもの。ヘッドマウントディスプレイとタブレット端末により、来場者が自身の動きに連動するVR 環境の画像を通じて、室内空間をリアルに体感できるようにする。
また、1ヵ所で全18ヵ所ホームギャラリーの室内空間を体感することが可能で、来場者は、複数のホームギャラリーへ行くことなく、より多くの情報を参照することが可能になる。
同社では今後、自宅の設計段階(注文住宅・リフォーム)のプランをVR画像化し、図面やCGパースでは表現が難しい空間構成やインテリアテイストをリアルに体感してもらう営業ツールの整備等も検討していく予定。