産業ファンド投資法人(IIF)は24日、国内不動産の信託受益権を取得したと発表した。
取得する物件は物流施設「IIF福岡東ロジスティクスセンター」(福岡市東区)。取得先は、国内の(株)えん。取得価格は、18億6,000万円。
同施設は、延床面積約1万1,262.86平方メートル。鉄骨造地上3階建てと鉄筋コンクリート造平屋建てからなる。賃借人であるトールエクスプレスジャパン(株)が国際物流企業であるトールグループの一員であり、また18年間入居しているという継続性を評価した。
また、福岡都市高速と九州自動車道が結節する福岡インターチェンジ周辺の物流機能の集積地であるという立地や、オペレーションに配慮した配送拠点として汎用性の高いスペックであることや、NOI利回りが5.5%、償却後利回り5.0%の収益性を確保していること等から取得に至った。
同物件の取得で、同投資法人のポートフォリオは44物件、取得価格ベースで2,063億8,900万円となる。