スターツコーポレーション(株)は5日、千葉県流山市のつくばエクスプレス・東武線「流山おおたかの森」駅前市有地活用事業の公募型プロポーザルで、優先交渉権者に選定されたと発表した。
同事業は、2019年春の開業を目指し、共同住宅、ホテル等、3棟からなる複合施設を開発する。設計・施工は、集合住宅棟とホテル・商業棟をスターツCAM(株)が、コンサートホールなどの公共施設棟を大成建設(株)が行なう予定。
竣工後の建物管理・運営もスターツグループが行なう予定で、集合住宅棟における分譲販売はスターツデベロップメント(株)が、賃貸住宅の募集をスターツピタットハウス(株)が実施する。集合住宅棟の住宅管理については、スターツアメニティー(株)、ホテル・商業棟の施設管理はスターツファシリティーサービス(株)が行なう。
事業方式は「等価交換方式+定期借地権方式」で、ホテル・商業棟の敷地は50年間の定期借地により、流山市からスターツコーポレーション(株)が賃借する。また、市は大成建設(株)が建設した公共施設棟と等価となる集合住宅用地を交換することにより、公共施設を取得する。
なお、集合住宅棟の賃貸住宅およびホテル・商業棟は、スターツプロシード投資法人が保有・運用を行なう予定。