不動産ニュース

2016/1/26

新築戸建て、登録・成約価格とも2ヵ月連続でプラスに/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社のネットワークにおける12月の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て7,721件、中古マンション781件、成約件数が新築戸建て1,621件、中古マンション536件。

 新築戸建ての登録価格は首都圏平均で1戸当たり3,356万円(前年同月比1.8%上昇)に、成約価格は3,358万円(同2.2%上昇)となり、いずれも2ヵ月連続でプラスとなった。
 エリア別では、東京23区が城南など高額物件の多いエリアで平均敷地面積が拡大し、平均価格が5ヵ月ぶりに4,600万円台となった。千葉県は平均価格の高い市川市、船橋市の成約が引き続き堅調で前年同月比8ヵ月連続の上昇、神奈川県は横浜市の成約が好調で6ヵ月連続での上昇に。東京都下は3ヵ月連続の上昇、埼玉県は下落から再び上昇に転じた。

 中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,590万円(同14.6%上昇)と10ヵ月連続のプラスに。成約価格は2,242万円(同0.1%下落)となり、2ヵ月連続でマイナスに。成約の3分の1を占め、価格水準の高い東京23区で、成約価格と登録価格の儒給のずれによる下落が要因とみられる。
 なお、需給のずれは他エリアでも目立っており、成約価格の首都圏平均が7ヵ月連続で登録価格の平均を下回っている。

 1平方メートル当たりの成約価格は39万5,000円(同0.7%下落)と、13ヵ月ぶりに下落した。

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