不動産ニュース / 開発・分譲

2016/2/3

福岡市内で都市と森との暮らし方を提供する分譲マンション/三菱地所レジデンス他

「ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン」外観イメージ
「ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン」外観イメージ

 三菱地所レジデンス(株)は、西日本鉄道(株)と共に開発を進めている分譲マンション「ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン」(福岡市中央区、総戸数322戸)のモデルルームを6日にオープンする。

 福岡市地下鉄七隈線「桜坂」駅徒歩3分。約28万平方メートルの「南公園」に隣接しており、福岡市の中心部に位置しながら自然との共存が可能な風致地区に立地する。敷地面積1万2,708.05平方メートル。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上23階建て。

 南公園から連続する計画地内の自然林を1,600平方メートル以上保存するのに加え、新たに樹木を植え、敷地の40%以上となる緑地率を確保することで生物多様性に関する外部機関認証「いきもの共生事業所認証(ABINC認証)集合住宅版」を取得した。

 また、約38mの敷地内高低差を活用した遊歩道を整備するほか、ウッドデッキ、バーベキュースペースを設置するなど緑と触れあうコミュニティ形成の場を設置。パーティールームやコミュニティラウンジ、スタディリブラリーなど多様な共用施設を設け、「コミュニティ形成支援プログラム」を導入し、外部専門家による森を活用した環境教育・自然型ライフスタイルの体験企画などを提供。居住者間のコミュニティ形成を促す新しい都市と森との暮らし方を提供していく。

 建物は、北側幹線道路側のファサードを重厚な質感と周囲になじむアースカラーを、南公園側のファサードにはバルコニーガラスを主として用い、周囲環境との一体感を創出。建物内に複数の防災倉庫を設けて防災備品を備え、各家庭に防災バッグを配布するなど防災対策を施すほか、高圧一括受電と太陽光発電を組み合わせた同社開発エコシステム「soleco(ソレッコ)」を導入し、環境やエコにも配慮する。

 住戸プランは、南向き、西向き、東向きのそれぞれの特性を生かした全34タイプを用意。専有面積は62.55~138.80平方メートルで間取りは2LDK~4LDK。販売価格は未定。

 竣工は2018年8月下旬、引き渡しは同年10月下旬を予定。販売開始は16年3月上旬を予定する。

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