不動産ニュース / 開発・分譲

2016/2/3

「あべのキューズモール」を初の大規模リニューアル/東急不動産他

「キューズランド」完成イメージ
「キューズランド」完成イメージ

 東急不動産(株)および東急不動産SCマネジメント(株)は、ショッピングセンター「あべのキューズモール」(大阪市阿倍野区)の大規模リニューアルを、2011年4月の開業以来初めて実施する。

 同施設は、敷地面積3万7,803平方メートル。延床面積18万3,733平方メートル。JR大阪環状線・阪和線・関西本線他各線「天王寺」駅前に立地する。

 開業時に比べて周辺環境が大きく変化していることから、多様化する顧客ニーズへのさらなる対応の必要性、また、成長の余地がまだあるエリアであると考え、改装に踏み切る。グループでの利用促進とトレンド性を付加した品揃えにより、同施設の強みであるファミリー層への対応をさらに強化し、エリア内での他施設とのすみ分けを行なう。

 今回のリニューアルで新店舗42店舗の入居が決定。リニューアル後は全部で約240店が入居する。キーテナントでは、「SHIBUYA109ABENO」は、全15店舗(新規6店舗、移転・改装9店舗)をリニューアルオープンするほか、「ビックカメラ」を新たに誘致。「アメリカンイーグル アウトフィッターズ」「ジーユー」など、ファストファッションの大型店や雑貨専門店のほか、「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」や「A|Xアルマーニ エクスチェンジ」などの入店により、ファッション・トレンド性を強化する。
 ファミリー向けには「スヌーピータウンショップ」「ディズニーストア」などのキャラクターショップを充実させるほか、子供の遊び場「キューズランド」とキッズトイレを新設する。

 3月上旬に一部先行オープン、4月27日にグランドオープン、5~7月に大型店をオープンしていく予定。

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