近鉄不動産(株)は、首都圏で賃貸事業を拡充する。
近鉄グループが昨年4月に純粋持株会社制へ移行したことに伴い、近鉄不動産は、不動産賃貸事業を承継。また、本格的な総合ディベロッパーとしての基盤を整え、近鉄グループ経営計画の重点テーマの1つである「不動産事業の強化」に取り組んでいる。同方針に基づいて「首都圏エリアでの事業拡大」を進めるため、同エリアにおける賃貸用優良資産の取得を検討。その第1弾として、1月29日付でオフィスビル「京橋スクエア」を取得した。
同ビルは敷地面積497.87平方メートル、延床面積5,884.40平方メートル、鉄骨造 地上13階地下1階建て。2010年2月竣工。東京メトロ銀座線「京橋」駅および都営地下鉄浅草線「宝町」駅から徒歩1分、JR各線「東京」駅から徒歩9分の高い利便性を評価して、取得に至った。
同社は今後も首都圏エリアにおいて、賃貸優良資産の取得を進めていく方針。