不動産ニュース / 開発・分譲

2016/2/15

中規模高品質オフィスビル「PMO」、渋谷・新宿に供給エリア拡大/野村不動産

「PMO平河町」外観
「PMO平河町」外観
「PMO平河町」には、良好なコミュニケーションが図れるよう、スタイリッシュな「オープンパントリー」を用意。冷蔵庫や電子レンジなども配置することができる
「PMO平河町」には、良好なコミュニケーションが図れるよう、スタイリッシュな「オープンパントリー」を用意。冷蔵庫や電子レンジなども配置することができる
17~19日に「PMO平河町」で開催する「PMOフォーラム」では、50脚のワーカーズチェアを展示。快適なオフィスづくりをサポートする
17~19日に「PMO平河町」で開催する「PMOフォーラム」では、50脚のワーカーズチェアを展示。快適なオフィスづくりをサポートする

 野村不動産(株)は15日、中規模高品質オフィスビル「プレミアム・ミッドサイズ・オフィス」(PMO)事業において、2019年までに累計で32棟を竣工させる。このほど竣工した第18弾目の物件「PMO平河町」(東京都千代田区)のオープニングイベント「PMO FORUM 2016」で計画を明らかにしたもの。

 PMOシリーズは、08年の第1号物件「PMO日本橋本町」(東京都中央区)の供給から17物件を供給。「すべて満床で運営中」(同社都市開発事業本部執行役員・中村治彦氏)だという。「PMO平河町」を皮切りに、「PMO日本橋三越前」(東京都中央区)など今年は4物件を竣工する予定。17年には「PMO渋谷」(東京都渋谷区)、18年には「PMO新宿御苑前」(東京都新宿区)と、これまでの都心3区から5区へと供給エリアを拡大する。

 今後も、ニーズを探りながら供給エリアを広げていく考え。また敷地面積200坪以下の規模の中で基準階面積や設備・仕様などにバラエティを持たせ、PMO間のテナント移転ニーズについても積極的に取り込んでいく計画。その一環として、顧客のニーズや意向を商品企画に反映、商品性を進化させる取り組みを実施。第1弾として、ワーカーのコミュニケーションを醸成するためのスペースである「オープンパントリー」を「PMO平河町」に導入した。今後、あらかじめ給排水設備の設置を想定した「ラボゾーン」や、1階のエントランスで来客をもてなすことができる「PMOラウンジ」の導入も計画している。

 なお、「PMO平河町」は、敷地面積312.40平方メートル、延床面積2,415.03平方メートル、鉄骨造地上10階建て。東京メトロ半蔵門線・南北線・有楽町線「永田町」駅徒歩約1分に立地。基準階面積207.66平方メートル(62.81坪)、総貸床面積1,871.08平方メートル(566坪)。募集賃料は、坪当たり約2万8,000円。

 「PMO平河町」で開催している「PMO FORUM 2016」は、17~19日を一般企業向けの公開日としており、最新のワーカーズチェアや多機能オフィス家具の展示、最新モデルオフィスの公開などを行なう。詳細はホームページ参照。

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