不動産ニュース / 開発・分譲

2016/3/1

神奈川・横浜で歴史的景観を保全する複合大規模開発/三井不レジ他

開発後の複合ビル外観イメージ
開発後の複合ビル外観イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)、丸紅(株)、森ビル(株)は1日、横浜市中区「北仲通北再開発等促進地区地区計画」A-4地区における複合大規模開発事業に着手した。

 高さ約200m、地上58階建ての超高層タワーを建設。敷地面積は約1万3,135平方メートル、延床面積は約16万8,200平方メートル。タワー棟には約1,200戸の住宅機能を整備、低層部に商業、上層階に展望ラウンジ併設の宿泊機能を備えた複合開発となる。

 現物保存する旧横浜生糸検査所付属倉庫事務所(旧帝蚕倉庫事務所棟)と、解体後復元保存する倉庫棟に、文化交流機能を導入し活用。倉庫棟は、C号倉庫をいったん解体した上で煉瓦等の資材を活用し、外観と内部空間の一部を復元する。

 同開発においては、地区の歴史を継承しながら景観を重視し、積極的な歴史的建造物の活用を目指す。新築着工は10月、竣工は2020年1月の予定。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。