不動産ニュース

2016/4/11

中古マンション成約件数6ヵ月ぶりの減少。1平方メートル単価は39ヵ月連続上昇/東日本レインズ

 (公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は11日、2016年3月度の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は3,590件(前年同月比3.7%減)と、6ヵ月ぶりの減少となった。都県別では、東京都1,806件(同2.0%減)、神奈川県929件(同4.0%減)、埼玉県419件(同1.2%増)、千葉県436件(同13.3%減)で、埼玉県以外は前年同月を下回った。

 1平方メートル当たりの成約単価は、47万7,800円(同5.4%上昇)となり、13年1月以降39ヵ月連続で前年同月よりも上昇している。

 新規登録件数は1万6,394件(同11.0%増)。15ヵ月連続の増加で、2ケタ増も7ヵ月連続となった。在庫件数も4万675件(同20.8%増)で10ヵ月連続増、7ヵ月連続の2ケタ増となったが、前月比では11ヵ月ぶりに減少した。

 また、中古戸建ての成約件数は1,263件(同6.2%増)となり、6ヵ月連続の増加。平均成約価格は3,027万円(同1.2%下落)と前年同月を下回った。

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