不動産ニュース / 開発・分譲

2016/4/15

ベトナムでの分譲住宅事業第2弾を始動/阪急不動産他

「JUJI RESIDENCE」プロジェクトイメージ
「JUJI RESIDENCE」プロジェクトイメージ

 阪急不動産(株)は15日、西日本鉄道(株)(以下、西鉄)とベトナム南部の住宅ディベロッパーのナムロン インベストメント コーポレーション(ホーチミン市、会長:グエン・スアン・クアン、以下ナムロン)とともに、分譲住宅事業「FUJI RESIDENCE(フジ レジデンス)」(ベトナム社会主義共和国ホーチミン市)の開発を開始する。

 同プロジェクトは、分譲マンション、および分譲戸建住宅の複合開発で、2015年4月に販売を開始した「FLORA-ANHDAO(フローラ アンダオ)」に続く、阪急不動産、西鉄の海外での分譲住宅事業の第2弾。

 計画地はホーチミン市の中心街から車やバイクで約30分、近年急速に開発が進んでいる2区からも約10分に位置する多くの大学や工業団地が立地するホーチミン市9区。敷地面積5万3,834平方メートル。

 分譲マンションの名称は「FLORA-FUJI(フローラフジ)」(総戸数789戸)で、ベトナム国内のアッパーミドル層が主なターゲット。地上18階建ての2棟で構成する。平均専有面積は60.7平方メートル。竣工予定は12月。販売価格は約12億ベトナムドン(約600万円)。
 分譲戸建住宅「VALPRA-FUJI(ヴァローラ フジ)」(84戸)は、近年戸建住宅への需要が高まりつつある富裕層をターゲットとする。平均敷地面積は187.4平方メートル。竣工は第1期は16年11月、第2期が17年2月を予定する。販売価格は約63億ベトナムドン(約3,200万円)。
 総事業費は約1兆3,000億ベトナムドン(日本円で約65億円、1円=200ベトナムドンで換算)。

 阪急不動産と西鉄は、同プロジェクト参画を通じ、海外不動産事業のノウハウを蓄積し、ベトナムや近隣のASEAN諸国においてさらなる開発を推進していく方針。

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