不動産ニュース / 開発・分譲

2016/4/19

多世代交流の創出、交通機能強化のまちづくりに着手/西日本鉄道

「超高齢社会対応型」健康ネクストタウン計画完成イメージ
「超高齢社会対応型」健康ネクストタウン計画完成イメージ

 西日本鉄道(株)は18日、福岡アイランドシティ(福岡市東区)において、多世代交流の創出や交通機能の強化を目指すまちづくりに着手した。

 同社は、福岡市が策定した「超高齢社会対応型」健康ネクストタウン計画の事業予定者に決定。高齢者向け住宅、多世代交流住宅およびコミュニティセンター機能を一体的に整備し、地域内の健康・医療・福祉施設や支援組織と連携することで、安心・高質の住環境とバス交通拠点が一体となったまちづくりを行なっていく。開発時期は2016年12月~20年の予定。開発面積は約4.1ha、総事業費は約250億円。

 具体的に、ライフサポート付き分譲・賃貸マンション、シニアマンションを建設。シニアマンションの1~2階部分には、レストラン・カフェ・多目的ホールを併設した「コミュニティセンター」を設置し、多世代の交流を促す。分譲・賃貸マンションには、コミュニティガーデンを設置。また、分譲・賃貸マンションからシニアマンションへの住み替えも可能とし、長期的に安心して過ごせる住環境を提供する。
 分譲マンションの開発時期は、16年12月~20年2月。それぞれA棟・B棟290戸46階建て、計580戸を建設する。間取りは2LDK・3LDK・4LDKで、販売価格帯は2,000万~6,000万円台。賃貸マンションの開発時期は、17年10月~19年2月。13階建て120戸を建設予定。間取りは2LDK・3LD<、賃料は未定。シニアマンションの開発時期は、18年6月~20年3月。11階建て、一般居室126室、介護専用居室24室の計150室を建設する。

 また、新たに(仮称)アイランドシティ営業所を開設。バスの運行便数・台数を増やすことで、今後見込まれるアイランドシティ・香椎浜地区の交通需要増加に対応していく。営業所の面積は約1ha、収容台数は約85台、開設時期は未定。

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