東京都は、サービス付き高齢者向け住宅（以下、「サ高住」）整備事業等の事業者を募集する。2025年度までに2万8,000戸を整備する政策目標を掲げており、供給促進に向けて補助制度を拡充した。
東京都まちづくり等貢献型サ高住整備事業として、（1）新規に建設する場合は、基本額として、国サービス付き高齢者向け住宅整備事業補助を受ける場合、都も整備費に補助（上限額を100万円／1戸から120万円／戸に増額）。加算額として、住宅に地域密着型サービス事業所等を併設した場合等に補助を加算するほか、木密地域等の居住者の優先入居枠を設ける場合、補助を加算（木密事業等推進加算（＋20万円／戸））とする。
（2）既存ストックを活用する場合は、サ高住への用途変更に伴い必要となる改修費用に補助（上限額を1戸100万円から150万円に増額）。
これらの募集受付期間は2016年4月25日～17年3月17日。
一般住宅を併設したサ高住整備事業では、多世代とのふれあいや地域とのつながりを通じて住み続けられる一般住宅を併設したサ高住を2014年からモデル的に整備しており、16年度は4期に分けて各1事業者程度、合計4事業者程度を募集する。
なお、4月22日（金）には事業者向け説明会を開催。時間は10時30分～12時。場所は都議会議事堂1階「都民ホール」（東京都新宿区西新宿2-8-1）。
詳細・申し込みはホームページ参照。
