不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/6/21

不動産投資に関心のある女性、7割超が「資金・知識不足」で投資に踏み切れず/インヴァランス調査

 (株)インヴァランスは20日、「女性のお金と投資に関する意識調査」を実施、結果を公表した。調査は5月26、27日に不動産投資に関心のある全国の20~39歳の社会人女性600人を多少にアンケートした。

 不動産投資に興味を持った理由については、「副収入を得たい」が56.2%で最多。次いで、「安定した資産運用をしたい」が42.3%となった。一方で、「現在不動産投資をしているか」との問いには89.7%が「していない」と回答。興味はあるが不動産投資を行なっていない最大理由については「投資に必要な資金がない」36.4%、「投資に必要な資金がない」35.9%と、7割超が「資金・知識不足」で投資に踏み切れていないことが分かった。

 マイナス金利の導入を機に、投資への興味が増したかという問いに対しては、「増した」が71.5%を占めた。また、不動産投資の目的については、「老後の生活費のため」が54.5%でトップ。次いで「趣味にかける費用」35.8%、「子供の教育費」33.3%となった。

 平均月収と1ヵ月当たりの平均貯金額を聞いたところ、平均月収は約36万5,000円、1ヵ月当たりの平均貯金額は約6万5,000円となった。1ヵ月当たりの“理想の”貯金額は約12万5,000円となり、理想と現実には約2倍のギャップがあることも分かった。現在の貯金額の平均は約548万円。年齢別では20歳代約325万円、30歳代約773万円で、全国の女性の貯蓄額の平均よりも大幅に多い結果となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。