(株)西武プロパティーズは15日、「所沢駅東口駅ビル計画」を着工した。
西武鉄道(株)保有地(敷地面積約3万9,400平方メートル)に、延床面積約11万6,000平方メートル。鉄骨造地上5階地下2階建ての複合施設を開発するもの。
約120店舗の商業施設開発のほか、「所沢」駅の既存の改札内から商業施設へ直接出入りできる改札口や、駅ビル南側に新たな改札口を設置し、駅・商業施設を含めた利便性の向上を図るとともに、災害時の防災機能の充実、環境面の整備なども計画している。
同駅周辺では東口エリアで「コミュニティ型の商業施設を中心とした駅ビルの開発」、西口エリアで、所沢市が推進する「所沢駅西口土地区画整理事業」地区内の西武鉄道社有地(所沢車両工場跡地・約5万9,000平方メートル)において「広域集客型の商業を核とした大規模開発」を推進している。
なお、同日、開発プロジェクトの完成イメージ動画や工事の進捗、商業店舗の情報などを発信する特設Webサイト(http://www.seibupros.jp/about/develop/tokorozawa)を開設した。秋頃には駅構内に同施設についての展示コーナーも設ける。
着工は8月、竣工は第1期が2018年春、第2期が20年夏を予定。