不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2016/9/7

東京23区内の賃貸住宅3物件を取得/ADR

「レジディア三宿」
「レジディア三宿」

 アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は6日、新たな資産取得を決めた。

 取得するのはいずれも共同住宅で、「レジディア三宿」(東京都世田谷区、総戸数42戸)、「レジディア亀戸」(同江東区、総戸数129戸)、「レジディア高円寺」(同杉並区、総戸数58戸)の3物件の信託受益権。現在はまだ信託設定がなされていないが、同投資法人の取得に合わせて信託設定を行なう予定。

 取得先はいずれもスポンサーの伊藤忠商事(株)。取得予定価格は「三宿」が11億5,900万円、「亀戸」が29億8,800万円、「高円寺」が13億8,000万円で、合計55億2,700万円。取得予定日は「三宿」が10月、「亀戸」「高円寺」は2017年3~4月の予定。

 物件取得後のポートフォリオは260物件、取得価格合計4,427億円となる。

 また、取得資金の調達を目的に新投資口の発行・投資口売り出しを実施。公募による新投資口発行は4万7,500口、オーバーアロットメントによる投資口売り出しは2,500口、みずほ証券(株)を割当先とする第三者割当による新投資口発行は2,500口。調達資金は差引手取概算額で上限132億4,430万円。

 運用状況予想も修正。17年1月期は営業収益153億9,900万円(前回公表比0.7%増)、営業利益76億6,300万円(同2.3%増)、経常利益62億1,000万円(同3.8%増)、当期純利益62億1,000万円(同3.8%増)を見込む。なお1口当たり分配金は4,859円で、修正しなかった。

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