大和ハウスリート投資法人(DHR)は19日、2016年8月期決算を発表した。
当期(16年3月1日~8月31日)は、営業収益96億9,100万円(前期比0.3%増)、営業利益39億5,900万円(同0.3%増)、経常利益32億1,400万円(同1.1%増)、当期純利益32億1,300万円(同1.1%増)。1口当たり分配金は4,537円(同36円増)となった。
当期は保有物件の平均稼働率が96.0%と高水準で推移。テナント入れ替え時の賃料も前よりもプラスで推移できたことから、好調な業績を収めた。期末の保有資産合計は142物件、取得価格ベースで2,563億4,900万円、賃貸可能戸数1万1,426戸、賃貸可能面積50万5,935平方メートル。期末稼働率は96.1%で着地した。
なお、同投資法人は9月1日付で旧大和ハウス・レジデンシャル投資法人が、旧大和ハウスリート投資法人を吸収合併し、商号変更して大和ハウスリート投資法人となった。17年2月期については営業収益173億6,000万円、営業利益53億5,400万円、経常利益42億1,900万円、当期純利益42億1,900万円、1口当たり分配金4,700円を見込む。