不動産ニュース / 開発・分譲

2016/12/1

東京・日暮里にレストラン兼会議室を備えた都市型ホテル開業/TKP

5路線が乗り入れる「日暮里」駅徒歩2分に立地する「アパホテル<TKP日暮里駅前>」外観
5路線が乗り入れる「日暮里」駅徒歩2分に立地する「アパホテル<TKP日暮里駅前>」外観

 貸会議室・宴会場運営の(株)ティーケーピー(TKP)は1日、アパホテル(株)のフランチャイズホテルとして「アパホテル<TKP日暮里駅前>」(東京都荒川区、客室数278室)を開業した。同社が運営するアパホテルのフランチャイズホテルは、札幌の2拠点に続き3拠点目。首都圏では初の開業となる。

 同ホテルは、JR山手線・京浜東北線・常磐線・京成本線・日暮里舎人ライナーの5路線が乗り入れる「日暮里」駅徒歩2分に位置。鉄骨造地上15階建ての都市型ホテル。

 1階には、会議や懇親会会場としても利用できる「TKP Cafe&Banquet」を設置。用途に合わせ、40~100名程度の収容が可能。客室は、50型以上の大型液晶テレビや快眠を追求したオリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」、通常の浴槽より20%節水可能かつオリジナルユニットバス(卵型浴槽、定量止水栓、節水シャワー)等を完備した。また、Wi-Fi無料接続の導入や、携帯・スマホの充電に便利なコンセント、照明スイッチ類、空調リモコンをベッドの枕元に集約するなど、機能性も追求している。

 開業記念式典の記者会見で、TKP代表取締役社長の河野貴輝氏は「成田空港から最短36分という立地を生かし、訪日外国人の受け入れも積極的に行ない、宿泊需要を取り込んでいく。今後、仙台市・東京都・川崎市・大阪市の4拠点でも開発を予定している。現在は貸会議室による売り上げが全体の約95%を占めているが、ケータリング事業、ホテル事業との相乗効果で、3年後には売上高500億円を目指す」などと話した。

 なお、同ホテルは満室スタートとなった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。