東京急行電鉄(株)は2017年1月以降、東急池上線沿線でリノベーションイベントを連続開催する。
住宅と工場が集積していた池上エリアの、就業人口の減少や、14.8%という高い空き家率といった課題の解決を目的とした、リノベーションを活用したまちづくりの一環。1月と2月に「リノベーションまちづくりシンポジウム@東急池上線」、3月には民間事業者として初めて「リノベーションスクール」を開催する。
シンポジウムでは、(株)リノベリングや地元の不動産オーナーと連携。同エリアにおけるリノベーションまちづくりについて議論する。また、リノベーションスクールでは、全国から参加者を募り、実際の遊休不動産物件を題材としてリノベーション事業プランをつくって当該物件のオーナーに提案。提案プランの事業化も予定している。