不動産ニュース / リフォーム

2025/6/20

古民家再生ホテルの第2弾、7月開業/長谷工

「ブランシエラ石舞台テラス」完成予想図

 (株)長谷工コーポレーションは19日、レストラン併設型宿泊施設「ブランシエラ石舞台テラス」(奈良県高市郡明日香村、客室数5室)を7月24日に開業すると発表。宿泊予約の受付を開始した。

 同社は2017年、同村および(一財)明日香村地域振興公社と「官民連携に関する包括協定」を締結。22年3月に古民家等再活用事業の第1弾として、築約150年超の古民家を再活用した宿泊施設「ブランシエラ ヴィラ 明日香」を開業している。今回はその第2弾で、約40年にわたり同村内外から親しまれてきた「レストランあすか野」を改築・再活用したもの。

 近鉄吉野線「飛鳥」駅よりバス16分、バス停より徒歩1分に立地。敷地面積815.73平方メートル。建物は、鉄骨造瓦葺2階建て、延べ面積455.05平方メートル。事業運営は(株)長谷工ヴィレッジライフ、施設運営は(株)ホロニックが担う。

 1階がレストラン(店内62席、テラス16席)、2階が客室。客室は全室テラスとハンモック付きで、3室にロフトを設置。奈良県産材の吉野杉を用いた家具を備える。部屋の広さは31.27~53.86平方メートル、収容人数は2~4人。

 今後、「ブランシエラ ヴィラ 明日香」と共に「明日香ブランシエラホテルズ」ブランドとして運営していく。

この記事の用語

古民家

建築後、長い年月を経過した住宅。地域の歴史や風土を反映しやすく、単に「民家」と呼ばれることが多い。その価値に着目して、移築や再利用されることもある。

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