不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/12/12

首都圏中古マンション、成約件数は微増。新規登録も23ヵ月ぶりの前年割れ/東日本レインズ

 (公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は12日、2016年11月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,985件(前年同月比0.5%増)と微増ながら、3ヵ月連続の増加となった。都県別では、東京都が1,553件(同3.5%増)、埼玉県が346件(同7.0%減)、千葉県は361件(同5.5%減)、神奈川県は725件(同1.1%増)。 

 1平方メートル当たりの成約単価は49万6,800円(同8.0%上昇)、成約価格は3,173万円(同6.4%上昇)となり、いずれも13年1月以降47ヵ月連続で前年同月を上回っている。

 新規登録件数は1万5,821件(同0.8%減)で、23ヵ月ぶりの減少となった。在庫件数は4万3,296件(同9.9%増)と、18ヵ月連続で増加となったが、15ヵ月ぶりの1ケタ増となった。

 一方、中古戸建ての成約件数は1,026件(同8.6%減)と3ヵ月ぶりの減少。平均成約価格は3,016万円(同3.4%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。