不動産ニュース / ハウジング

2016/12/12

中古住宅購入時の心配事、「住める期間」がトップ/アイフルホーム調査

 (株)LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーはこのほど、同社が運営する「失敗しないリフォーム情報サイト」において、中古住宅をテーマにした調査を実施、結果を公開した。調査対象は全国の男女100人を対象に、6~9月にかけてインターネット上で実施。

 中古住宅を購入するにあたってのマイナスイメージについては、「構造が心配」という回答が52%でトップ。「リフォームの価格が高い」22%、「近所付き合いが心配」8%と続いた。回答者からは「今の建築基準に合ってない場合もある」「中古を買ってもリフォーム費用を払わなければならず、新築と同等の値段になる」などの声が上がった。

 中古住宅購入時の心配事では、「期間・どのくらい住めるか」が45%で最多。続いて「費用・ローン」17%、「相談先が分からない」7%となった。また、優先事項については「立地」が51%で最多となり、「価格」21%、「まち並み・デザイン・雰囲気」が13%で続いた。

 リフォーム済みの住宅と購入後に自分でリフォーム、購入するならばどちらがよいかを尋ねたところ、「自分でリフォーム」が60%、「リフォーム済み」が40%となった。自分でリフォームを選んだ理由は、「自分たちが生活しやすい家がつくれる」「失敗のない家づくりをしたい」など。一方、リフォーム済みを選んだ理由は「完成品を見て購入できる」回答が上がった。

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