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2016/12/12

積水ハウス和田会長などが講演。第2回東京サステナブル会議開催/日経ビジネス

「サステナブル社会へ向けて、オールジャパン意識で取り組まなければいけない」と話す積水ハウス(株)会長兼CEOの和田 勇氏
「サステナブル社会へ向けて、オールジャパン意識で取り組まなければいけない」と話す積水ハウス(株)会長兼CEOの和田 勇氏

 日経ビジネスは12日、ベルサール東京日本橋(東京都中央区)で、「第2回東京サステナブル会議 東京から真のサステナブル社会の実現を目指して」を開催した。

 同会議は、国内外に持続可能な社会を実現し、世界に先駆けたモデルを示せるよう、情報発信や協業、事業促進の機会として開催しているもの。

 会議では、環境大臣の山本公一氏が「脱炭素社会に向かう世界~パリ協定がもたらすチャンス~」と題し基調講演。日本の温室効果ガス排出量、2030年度に13年度比26%削減が決定したことに触れ、目標達成のために、LEDの購入など、省エネ・低炭素型の製品、サービス、行動など「COOL CHOICE」(賢い選択)による国民運動を促進させることなどについて語った。

 続いて、積水ハウス(株)会長兼CEOの和田 勇氏が「サステナブル社会の構築に向けて~住まいから実現する環境共生」と題した企業講演を行なった。新築戸建て、マンション、賃貸住宅のZEH普及の取り組みを紹介したほか、既存住宅流通の活性化がサステナブル社会に不可欠であることなどを説明。省エネリノベーションや、「健康寿命」を伸ばすリノベーションの取り組みについて紹介した。

 その他、日本コカ・コーラ(株) 労働安全衛生・環境サステナビリティ部長の柴田 充氏による企業講演や、「SDGs(持続可能な開発目標)をビジネス展開する具体的な方法」をテーマにした、特別パネルディスカッションなどが行なわれた。

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