(株)リクルートホールディングスは13日、「2017年のトレンド予測」を発表。美容や飲食、住まいなど8領域のトレンドとキーワードを予測した。
同取り組みは、09年より毎年開催しており、今年で8回目。各領域を担当する編集長や総研所長が、クライアントやユーザーとの日々のコミュニケーションから捉えた「兆し」に基づいて、17年から盛り上がるであろうトレンドを紹介した。
住まい領域のキーワードは「リビ充家族」とした。リビ充とは、「リビング充実」の意で、リビングを最大に広げて、空間は共有しつつも、各々が好きに充実した時間を過ごす家族のことを表している。
かつてテレビ中心の寛ぐ場であったリビングは、スマートフォンやテレワークの普及により仕事や勉強、遊びなど「家族それぞれの時間を過ごす多機能空間」になってきていると解説。また、住まいについても、都心回帰や駅近志向、価格の高騰といった傾向があり、立地を優先し、一定の広さ内で間取りの工夫が求められる中、「リビングMAX(マックス)、個室min(ミニマム)」が進展していくと予想した。