三井不動産(株)は10日、台湾で同社初のホテル事業に参画する。台湾の上場ディベロッパーである宏普建設(株)と、ホテル開発および運営について合意、三井不動産グループ直営ホテルとして、2020年に開業を予定する。
初弾物件は台北市の中心部。MRT「忠孝新生」駅より徒歩1分に立地する。台北松山空港から車で約15分と利便性の高い立地で、国内外の観光・レジャーからビジネスユースまで、幅広いユーザー層を見込む。
敷地面積は約1,470平方メートル。宏普建設が地上17階地下5階、延床面積約1万4,000平方メートルのホテルを建設し、同社グループが賃借、アッパーグレードの宿泊主体型ホテルとして運営していく。客室数は300室規模、1室当たり平均面積は27平方メートル程度になる予定。
今後、台北都市圏を中心に、台湾で複数のホテル事業を展開していく計画。