不動産ニュース / 開発・分譲

2017/1/13

東京・洗足の東工大女子寮を竣工/日本土地建物

「洗足池ハウス」外観
「洗足池ハウス」外観

 日本土地建物(株)は、国立大学法人東京工業大学女子寮の建替事業「洗足池ハウス」(東京都大田区、34ユニット、102名収容)を30日に竣工する。

 同社では、住宅事業強化の事業方針のもと、分譲マンション事業とともに入居者ニーズに対応した賃貸マンション事業を推進しており、学生マンション13棟を開発。同女子寮では、これまでのノウハウを反映した。

 東急池上線「洗足池」駅徒歩5分に立地。日本人学生および留学生が入居するため、日本の文化を留学生に感じてもらえるよう、“庭を活かした暮らしの環境”をテーマに設計。従前からあった桜に加えて楓を植樹し、四季の変化を表現。敷地内に散策路を配置する。

 各居室は、ユニット型式で3室で1つのリビングを共有するほか、共用のキッチンや食堂、ラウンジを複数個所に設置し、学生同士の交流の場を創出する。

 また、車椅子利用者にも考慮したバリアフリー設計を採用し、エレベーターや車椅子でも利用可能な「誰でもトイレ」を設置する他、安全・安心に配慮し、防災設備としてかまどベンチなども設置する。

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