不動産ニュース / 開発・分譲

2017/1/18

都市型コンパクトの新ブランド立ち上げ。北千住で初弾/総合地所

「ルネモア北千住」外観
「ルネモア北千住」外観
1LDKのモデルルーム。価格を抑えるため、専有面積を33平方メートルとしたが、大型のウォークインクローゼットや水回りに余裕を持たせるなど使い勝手を向上させ、女性ユーザーに訴求する
1LDKのモデルルーム。価格を抑えるため、専有面積を33平方メートルとしたが、大型のウォークインクローゼットや水回りに余裕を持たせるなど使い勝手を向上させ、女性ユーザーに訴求する

 長谷工グループの総合地所(株)は、都市型コンパクトマンションの新ブランド「ルネモア」の第1弾「ルネモア北千住」(東京都足立区、総戸数57戸)を竣工した。

 女性シングル等のコンパクトマンションニーズの高まりに対応したもの。交通アクセスのよい都心部の好立地を厳選し、ファミリーマンション同等の設備機器とデザイン性を重視し、ワンルームマンションや賃貸マンションとの差別化を図る。専有面積を圧縮し価格を抑える一方、間取り等に工夫を凝らして使い勝手を向上させる。

 「ルネモア北千住」は、東京メトロ「北千住」駅徒歩5分に立地する、地上14階建てのマンション。駐車場などとして利用されていた土地を2014年に等価交換で取得。当初はファミリーマンションを計画していたが、北千住の繁華性や交通アクセスのいい立地がコンパクトマンション向きと判断し、企画を切り替えた。

 住戸は、全戸南向きのワイドスパン。1LDK~2LDK、専有面積33~58平方メートル。1LDKタイプでは、リビング・ダイニングや居室の南面に窓がある明るく開放的な空間を実現するワイドフロンテージ設計を導入。居室面積を抑えながらウォークインクローゼットを確保。シューズインクローゼット、食器洗い乾燥機、床暖房なども完備した。

 11月上旬に建物内モデルルームをオープン。これまで1期48戸中38戸を販売済み。販売価格は、2,600万円台~5,100万円台。最多価格帯2,900万円台。坪単価286万円。地元足立区を中心に、常磐線沿線から650件余の反響を集めており、購入者の7割がシングル中心の女性だという。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆