不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/1/23

増収も販売用不動産の売却益減で減益に/毎日コムネット17年5月期第2四半期決算

 (株)毎日コムネットは20日、2017年5月期第2四半期決算説明会を開催した。

 当期(16年9月1日~11月30日)の連結売上高は69億6,200万円(前年同期比7.1%増)、営業利益4億2,100万円(同24.4%減)、経常利益3億8,600万円(同24.5%減)、当期純利益2億7,200万円(同21.4%減)。販売用不動産の売却益が減ったことにより、増収減益となった。

 不動産ソリューション事業では、首都圏学生数の安定的な推移により需要は引き続き堅調。入居率12年連続100%を目指す。首都圏以外の地方物件開発も推進。16年10月に業務提携した京都の(株)フラット・エージェンシーのノウハウを生かし、関西地区を重点的に開発していく考え。募集・管理・開発を共同で行ない、17年5月期は8,852戸を計画している。

 通期では、連結売上高146億円、営業利益15億3,200万円、経常利益14億5,000万円、当期純利益9億4,000万円を見込む。

 併せて、19年5月期を最終年度とする中期経営計画も発表。連結売上高160億円、経常利益16億円、当期純利益10億3,000万円を目指すとした。同社代表取締役の伊藤 守氏は、「18年5月期に第40期を迎えるにあたり、記念配当に加え、連結配当性向を現在の30%以上から35%以上へ引き上げることを計画している。今期末には『新中期経営計画』を策定し、業績のさらなる拡大を目指す」などと話した。

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