不動産ニュース / その他

2017/1/23

渋谷・代々木上原の築15年戸建てをリノベ/リビタ

「西原の家」外観
「西原の家」外観
杉板を張ったリビング。岡山県産の杉板を使用するなど、素材にこだわったという。照明は高級感を出すために、間接照明を採用
杉板を張ったリビング。岡山県産の杉板を使用するなど、素材にこだわったという。照明は高級感を出すために、間接照明を採用
スタイリッシュな雰囲気のキッチン
スタイリッシュな雰囲気のキッチン

 (株)リビタは20日、戸建てリノベーション事業「HOWS Renovation」(ハウス リノベーション)の「西原の家」(東京都渋谷区)を報道陣に公開した。昨年12月15日より、土地・建物の特色や設計者の異なる5物件を、順次公開している(関連ニュースはこちら)。

 「西原の家」は、小田急線・千代田線「代々木上原」駅徒歩9分に立地。都内でも有数の高級住宅地の高台にある。敷地面積110.57平方メートル、延床面積188.59平方メートル。築15年、木・鉄筋コンクリート造2階建ての住宅をリノベーションした。建築設計は納谷建築設計事務所。施工会社は(株)コムスタイル。

 同社が手掛ける物件は築30年程度のものが多い中、築15年と比較的築浅。既存の建物はほとんど変えずに、内装材と柱をいくつか追加するだけで、大きな間取り変更は行なわず、部屋ごとに個性を持たせて、居心地の良い空間を創出した。
 1階は一間続きを、雰囲気の違う2つの箱をつくり、キッチンはタイル張りでスタイリッシュに、リビングは壁に岡山県産の杉板を張り、温かみのある雰囲気に仕上げた。
 一方、寝室、洗面・バスルームがある2階は、あえてつくりこまず、シンプルなつくりに。コンセプトである「自分たちでつくる」部分を残すため、もともと洗濯置場などがあったスペースは、柱や梁をむき出しにしてフリースペースにしている。
 また、キッチンと階段でつながっている地下のビルトインガレージは、2台駐車も可能。広い空間で、ワークスペースもあるなど、趣味の部屋としても活用できるため、全面壁だった個室の一部をガラスに変更し、光の入る明るい雰囲気にした。

 販売価格は1億5,980万円(税込み)。現在は周辺地域から20組程度反響があるという。いずれも1億5,000万~2億円の価格帯で、新築・中古住宅問わず探している人が多いという。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。