不動産ニュース / 開発・分譲

2017/1/23

東京・麻布十番に1フロア約1,300坪のオフィスビル/住友不動産

「住友不動産麻布十番ビル」外観
「住友不動産麻布十番ビル」外観

 住友不動産(株)は23日、オフィスビル「住友不動産麻布十番ビル」(東京都港区)を竣工したと発表した。

 都営大江戸線「赤羽橋」駅徒歩4分、同線・南北線「麻布十番」駅徒歩6分、都営三田線「芝公園」駅徒歩9分に位置。

 敷地面積1万320.52平方メートル、延床面積4万6,151.93平方メートル。鉄骨造、鉄筋コンクリート造、免震構造地上10階建て、塔屋2階建て。

 外壁の各階層部分の幅に異なるくさび型の庇を張り出すことにより、不整形の連続という意匠とし、季節、天候、時刻などで変化する外観を実現した。

 低層ながらも、都心最大級の1フロア約1,300坪の整形無柱空間として、高いレイアウト効率を追求した。
 また、免震構造を採用するとともに、(1)3回線受電方式、(2)送電停止の場合、中圧ガスを使い最低10日間以上発電、(3)ガス供給停止の場合、非常用発電機で72時間電力供給、の3重のバックアップで停電リスクを回避できるようにした。
 さらにEV自動仮復旧システムの採用や、各階に防災備蓄倉庫を設けるなど、BCP対応に優れた最新設備でテナントの事業継続を支援する。

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