三菱地所(株)は23日、CSN地方創生ネットワーク(株)に出資、第三者割当増資を引き受けると発表。同時に、CSN社と包括協定を締結した。
CSN社は、羽根空港の制限区域に「羽田鮮魚センター」を持つベンチャー企業。全国の漁師から鮮魚を仕入れ、空輸して同センターに集約、加工仕分けして国内外の飲食店や個人宅に配送するサービス「羽田市場『超速鮮魚』」を展開している。
協定初弾事業として、三菱地所レジデンス(株)が野村不動産(株)とのJVで3月下旬に販売開始予定の「ザ・パークハウス白金二丁目タワー」(東京都港区、総戸数172戸)に鮮魚宅配サービスを導入する。コンシェルジュ対応や冷蔵設備の設置も計画している。今後も同社グループが分譲・管理するマンションへの導入を検討していく。
「ザ・パークハウス白金二丁目タワー」は、東京メトロ・都営地下鉄「白金台」駅より徒歩5分。敷地面積2,891.38平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造地上27階地下2階塔屋1階建ての免震タワー。専有面積は56.23~185.28平方メートル、間取りは1LDK~3LDK。販売価格および販売戸数は未定。竣工は18年5月を予定している。