国土交通省は25日、2016年10月分の「不動産価格指数(住宅)」および「不動産取引件数・面積」を発表。指数は、10年の平均を100としている。
10月の住宅総合指数は、107.4(前年同月比3.6%上昇)。住宅地は96.8(同0.1%上昇)、戸建住宅は99.9(同2.3%上昇)。マンション(区分所有)は130.6(同6.9%上昇)で、44ヵ月連続のプラスとなった。
都市圏別では、南関東圏の住宅総合が110.4(同5.2%上昇)、住宅地100.6(同1.9%上昇)、戸建住宅100.4(同4.7%上昇)、マンション128.2(同5.8%上昇)。名古屋圏の住宅総合が105.5(同6.2%上昇)、住宅地94.2(同4.5%下落)、戸建住宅104.6(同10.4%上昇)、マンション132.4(同10.0%上昇)。京阪神圏の住宅総合が106.2(同3.4%上昇)、住宅地94.6(同3.2%下落)、戸建住宅97.0(同1.0%上昇)、マンション132.7(同10.3%上昇)。
東京都の住宅総合は118.0(同6.7%上昇)。住宅地108.5(同6.7%上昇)、戸建住宅104.4(同5.7%上昇)、マンション132.5(同5.6%上昇)。
住宅用不動産の取引件数は、全国の戸建住宅が1万3,377件(同2.8%減)、取引面積336万3,675平方メートル。マンションは取引件数1万3,740件(同2.9%増)、取引面積73万9,632平方メートル。