不動産ニュース / その他

2017/2/10

商業施設でヒューマノイドロボットによる多言語案内サービス/三井不動産他

ヒューマノイドロボット「EMIEW3」
ヒューマノイドロボット「EMIEW3」

 (株)日立製作所、(株)日立ビルシステム、三井不動産(株)はインバウンド顧客の対応を目的に、ヒューマノイドロボット「EMIEW3」を活用した、3ヵ国語での店舗案内サービスの実証実験を「ダイバーシティ東京 プラザ」(東京都江東区)で行なうと発表した。

 「EMIEW3」は店舗・公共施設において、サポートを必要とする顧客の元に自ら移動し、接客・案内サービスを行なうことを目的に開発されたヒューマノイドロボット。遠隔で音声・画像・言語処理などを行なう知能処理システムと、多拠点に配置された複数ロボットを監視・制御する運用監視システムからなるリモートブレイン構成のロボットIT基盤とを連携することで、高度なサービスを提供する。

 「ダイバーシティ東京 プラザ」ではすでに、外貨両替所の設置や、英語・中国語対応のインフォメーションスタッフを配備。今回の実証実験で商業施設を利用する多様な顧客への接客・案内サービスの向上を目指す。

 実験は、店舗案内表示前に立ち止まった顧客に対し、「EMIEW3」がその場で応対するステップ1と、顧客の対話に応じて「EMIEW3」がフロア内を走行し目的地まで案内するステップ2に分けて行なう。

 実施期間は、ステップ1が2月17~24日。ステップ2が4月14~21日の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。