不動産ニュース

2017/2/9

大規模マンションが業績をけん引、2期連続で増収増益/住友不動産17年3月期第3四半期決算

 住友不動産(株)は9日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~12月31日)の連結営業収益は6,795億7,300万円(前年同期比21.9%増)、営業利益は1,447億5,400万円(同12.2%増)、経常利益は1,312億7,600万円(同16.7%増)、当期純利益は880億1,800万円(同20.9%増)となり、2期連続で増収増益。営業収益、営業利益、経常利益、当期純利益のすべてで過去最高を更新した。

 不動産賃貸事業部門では、既存ビルの収益改善と前期竣工の「東京日本橋タワー」「住友不動産御三田ビル」「住友不動産新宿ガーデンタワー」の通期稼動が業績に寄与。営業収益は2,520億3,900万円(同9.0%増)、営業利益は999億2,000万円(同11.9%増)と増収増益となった。
 通期予想に対する進捗率は79%。なお、当期末時点の既存ビル空室率は4.4%と改善傾向を維持している。

 不動産販売事業部門では、大規模マンション「ドゥ・トゥール キャナル&スパ(晴海)」「シティタワー金町」など、マンション、戸建て、宅地の合計で4,459戸(同1,632戸増)を販売計上。その結果、営業収益は2,411億6,200万円(同65.8%増)、営業利益は371億5,500万円(同27.4%増)となった。

 通期については、営業収益8,800億円、営業利益1,850億円、経常利益1,650億円、当期純利益1,000億円を見込んでいる。

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