不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/2/10

完成工事の利益率改善で増益/長谷工17年3月期第3四半期決算

 (株)長谷工コーポレーションは10日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~12月31日)の連結経営成績は、売上高5,292億1,200万円(前年同期比3.8%減)、営業利益588億2,500万円(同14.1%増)、経常利益594億9,200万円(同16.5%増)。

 主力の建設事業は、分譲マンション新築工事の受注が64件、竣工物件が52件。8物件の販売および引き渡しを行なった。その結果、売上高は4,002億円(同4.1%減)と減収だったが、完成工事総利益率の改善で営業利益は581億円(同22.0%増)となった。

 サービス関連事業は、分譲マンション管理戸数が36万6,167戸(前期末比1.4%増)、大規模修繕工事・リフォームの受注高が262億円(前年同期比26.9%増)などの結果、売上高が1,350億円(同6.1%増)を計上。シニアサービスで介護サービス会社を取得し、のれんの一括償却を行なった関係で、営業利益が30億円(同34.5%減)だった。

 通期は、連結売上高8,000億円、営業利益860億円、経常利益840億円、当期純利益550億円を見込んでいる。

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