不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/2/10

建築資材事業が堅調、損失が改善/すてきナイスG17年3月期第3四半期決算

 すてきナイスグループ(株)は10日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~12月31日)は、連結売上高1,703億7,400万円(前年同期比7.0%増)、営業損失8億9,600万円(前年同期:営業損失17億2,100万円)、経常損失12億5,000万円(同:経常損失20億9,800万円)、当期純損失18億3,400万円(同:当期純損失27億2,400万円)。

 主力の建築資材事業では、木造建築事業を積極的に展開。東日本大震災で被災した「さんさん商店街」「伊里前福幸商店街」(宮城県南三陸町)の移転新築工事、サービス付き高齢者向け住宅「パナソニックエイジフリーハウス横浜十日市場町」(横浜市緑区)の部材供給とテクノストラクチャー工法による施工などを受注し、売上高1,286億1,600万円(前年同期比1.2%増)、営業利益23億1,900万円(同28.8%増)を計上した。

 住宅事業については、企画型注文住宅「パワーホーム」などを中心とした一戸建住宅364戸(同27.7%増)や、マンション266戸(同144.0%増)を売上計上するなどし、売上高は368億6,900万円(同40.7%増)、営業損失は14億6,900万円(前年同期:営業損失22億9,700万円)となった。

 なお通期については、連結売上高2,450億円、営業利益20億円、経常利益16億円、当期純利益8億円を見込む。

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