不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/2/15

大阪、福岡、札幌でビル空室率改善進む/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は14日、2017年1月度の全国6大都市圏(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況調査結果を発表した。東京については14日のニュースを参照。

 名古屋エリアの空室率は5.51%(前月比0.07%上昇)と、ほぼ横ばいで推移。全エリアで大型の成約が複数あったものの、新規募集もあり空室率に変動はなかった。大阪エリアは4.72%(同0.17%低下)と改善。中央区や淀川区で大型ビルの成約があり、7ヵ月連続で空室率が低下している。福岡エリアは2.46%(同0.40%低下)で、7ヵ月連続の低下。札幌エリアは2.58%(同0.23%低下)と改善。空室物件の少ない中、大型の成約が複数あり、2ヵ月連続で空室率が低下した。一方、仙台エリアは7.99%(同0.49%上昇)と上昇。仙台駅東口で900坪の解約が出た影響で、2ヵ月連続の上昇となった。

 1坪当たりの推定成約賃料は、名古屋エリアが9,920円(同66円減)、大阪エリアは9,465円(同49円減)とわずかに下落。福岡エリアも8,836円(同264円減)と下落した。札幌エリアは8,634円(同57円増)と微増し、仙台エリアは8,831円(同135円増)と上昇した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。