東京急行電鉄(株)は17日、田園都市線「南町田」駅周辺で町田市とともに推進している「南町田拠点創出まちづくりプロジェクト」に基づく商業施設の開発計画を発表した。
駅・公園・商業施設の周遊性向上および周辺環境と調和した商業施設による賑わいの創出を目的に、12日に閉館した「グランベリーモール」の敷地を再整備する。
敷地面積は約8万3,000平方メートル、延床面積は約15万1,000平方メートルで、コンセプトを“生活遊園地~くらしの『楽しい』があふれるエンターテイメントパーク~”とし、商業施設と7つの広場を整備する。
敷地内は、2層または3層を中心としたオープンモールとし、駅から商業施設や鶴間公園、周辺住宅地までの周遊性を高める歩行者ネットワークを整備。商業施設にはアウトレットやライフスタイル提案型の物販、飲食店などを含め、従前の2倍となる約200店舗が出店する。
商業施設の施設デザインには、世界的に著名なラグアルダ・ロウ・棚町建築事務所のデザイナー・Palbo Laguarda氏を起用。まちや自然との調和を図っていく。
開業は2019年度の予定。