アパホテル(株)は3日、新宿エリア第5号となる「アパホテル<東新宿 歌舞伎町東>」(東京都新宿区、客室数129室)を開業した。
同ホテルは、東京メトロ副都心線、都営大江戸線「東新宿」駅徒歩2分、日本最大の繁華街「歌舞伎町」に位置。鉄骨造地上14階建ての新都市型ホテル。
1階には、レストランカフェ「こだわりサンドウィッチと多国籍ダイニング SUN SUN」を設置。客室には、50型以上の大型液晶テレビや快眠を追求したオリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」、通常の浴槽より20%節水可能なオリジナルユニットバス(卵型浴槽、定量止水栓、節水シャワー)等を完備した。また、BBCワールドニュース無料放映やWi-Fi無料接続を導入したほか、客室の明るさにこだわりシーリングライトを採用。ベッドの枕元に照明スイッチ類、空調リモコンを集約し、携帯・スマホの充電に便利なコンセント・USBポートを設置するなど、機能性を追求している。
訪日外国人需要の高まりを受け、チェックイン混雑の緩和のため、オリジナル仕様の「自動チェックイン機」を導入する。また、多言語対応のショッピングチャンネル「おもてなしチャンネル」のサービスも開始。客室内のテレビを活用し、日本の優れた商品やサービスを動画で紹介、宿泊客はコールセンターを通じて気に入った商品をテレビ画面上で注文・決済することができる。同ホテルを含む3ホテルでサービスを開始、購入した商品は成田空港のカウンターで受け取る仕組み。
開業披露式典の記者会見で、アパグループ代表の元谷 外志雄氏は「昨年11月の決算では、過去最高益を達成した。今後も都心部における土地の取得、開業を積極的に進めていく。2020年3月末までに、パートナーホテルを含むアパホテルネットワークとして10万室を目指す」などと話した。
新宿エリアで運営中のホテルは、建築・建設中を含めて9ホテル3,141室となる。