不動産ニュース / その他

2017/3/6

脚本家の大石 静氏らを招きセミナー開催/FRK

「新築にこだわらず既存住宅を購入する方が増えていると実感している。今後の既存住宅マーケットの活性化に期待したい」などと話した田中理事長。セミナーには555名が参加した
「新築にこだわらず既存住宅を購入する方が増えていると実感している。今後の既存住宅マーケットの活性化に期待したい」などと話した田中理事長。セミナーには555名が参加した

 (一社)不動産流通経営協会(FRK)は5日、有楽町朝日ホール(東京都千代田区)にて「第11回FRK住まいと暮らしのセミナー」を開催した。

 冒頭、同協会理事長の田中俊和氏が「昨年の首都圏マンション市場において、中古(既存)マンション取引件数が新築マンション供給戸数を初めて上回るという出来事があった。日本人は新築好きだと言われているが、昨今は『住みたい地域』『予算』『良質な物件』等を総合的に考え、新築にこだわらず既存住宅を購入する方が増えていると実感している。今後の既存住宅マーケットの活性化に期待したい」と挨拶。

 第1部では、「人生80年の住まい方 新時代の住宅双六」をテーマに、パネルディスカッションを行なった。リクルート住まい研究所所長の宗 健氏が司会を務め、一級建築士の山口真珠氏、税理士の福田真弓氏が、シニア・シルバー世代の住み替えやリフォーム成功の秘訣、自宅売却後の相続税対策などについてアドバイスした。

 第2部は、脚本家の大石 静氏が「テレビドラマの作り手として」をテーマに特別講演を実施。アイディアを生み出すまでの苦労話や、言葉へのこだわり、話題となったドラマの裏話などを披露した。

 セミナーには555名が参加し、盛況となった。

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