不動産ニュース / 開発・分譲

2017/3/30

渋谷キャスト、4月28日に開業/東急電鉄

「渋谷キャスト」外観
「渋谷キャスト」のシェアオフィス

 東京急行電鉄(株)は30日、開業を目前とした「SHIBUYA CAST.(渋谷キャスト)」をはじめ、渋谷駅周辺の再開発についての最新情報を発表した。

 渋谷キャストは、明治通り沿い、旧渋谷川歩道(キャットストリート)の渋谷側の起点に立地。敷地面積約5,000平方メートル。延床面積約3万5,000平方メートル、地上16階建ての賃貸住宅、事務所、商業施設の複合施設。住宅(80戸、13~16階)は、一般賃貸住宅、サービスアパートメント、クリエイター向けコレクティブハウスと全入居者が利用できるコモンスペースで構成。オフィスも基準階面積約400坪の通常フロア(2~12階)以外に定員100人超のシェアオフィス(1~2階)も設ける。建物前面には800平方メートルに及ぶ広場を整備するほか、渋谷区主体でキャットストリートに中央分離帯のかたちで公園を設置する事業も進めており、一帯に憩いの場を形成。同施設を基点に広域で回遊性を上げていきたい考え。

 入居者は、一般向け住戸(38戸、1R~3LDK)が現在募集中で9割程度申し込みが入っている状態。コレクティブハウスは、コミュニティづくりや情報発信を積極的に手掛けてくれるクリエイター等を選定しており、現在約半分程度が決まっている。サービスアパートメントは4月下旬頃、募集を開始する予定。
 オフィスは、アパレル大手の(株)ベイクルーズ等が、商業施設は「THE RIGOLETTO」等4店舗が決定しており、いずれも満室。シェアオフィスの個室もすべて成約済み。

 商業施設の開業は4月28日。オフィス、住宅は5月以降入居開始の予定。

 また、東急東横線線路跡地に新たな施設「渋谷代官山Rプロジェクト」を開発すると発表。「渋谷」駅南側の同線路跡地で現在開発を進めている「SHIBUYA STREAM(渋谷ストリーム)」から代官山方面へ約600m南下した、全長70mと110mにわたる2つの敷地に、保育所(A棟)、ホテル・事務所・店舗の複合施設(B棟)を建てる。A棟は、延床面積1,248平方メートル、鉄骨造地上3階建て。B棟は、延床面積4,392平方メートル、鉄骨造地上7階建て。ホテルは、シティホテルやビジネスホテルではない、さまざまなタイプの客室を整備したホテルを検討している。

 なお、開発名の「R」は、東横線最大のカーブ地点に位置していること、「鉄道(Rail-Road)」「再生(Reborn)」「継ぐ(Relay)」という意味からとられている。

 開業は2018年秋を予定。

「渋谷代官山Rプロジェクト」A棟外観イメージ
(写真提供:東京急行電鉄(株))
「渋谷代官山Rプロジェクト」B棟外観イメージ
(写真提供:東京急行電鉄(株))

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市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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