不動産ニュース / その他

2017/4/12

新日鉄興和、「マンション建替研究所」を設立

 新日鉄興和不動産(株)はこのほど、「マンション建替総合研究所」を設立。併せて、同研究所と東京大学高齢社会総合研究機構が連携し「超高齢社会に対応したマンション建替問題研究会」を発足させた。

 これまで建替事業をさまざまな角度から分析・研究してきた同社が、その知見を生かすべく、弁護士、不動産鑑定士、司法書士など各分野の外部専門家と提携し設立するもの。建て替えの検討初期から実現までワンストップで対応できる体制を整備。各種調査・事例研究等の成果についてレポートによる発信等を行なうとともに、同社が主催する管理組合および区分所有者向けのセミナーや勉強会でも公表する。

 一方研究会では、東京大学高齢社会総合研究機構と連携し、高経年マンションにおける区分所有者の高齢化に伴う諸課題や住宅のあり方等について研究。その成果を実際の建替問題の解決に反映させていく。

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建て替え

建物を改築すること。全面的な建て替えのほか、建物の一部を建て替える場合もある。マンションの建て替えには、区分所有者およびその議決権の各5分の4以上の多数による決議(建替え決議)が必要である。

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