不動産ニュース / リフォーム

2017/4/21

渋谷でリファイング建築の初弾/ミサワH

リファイニング後のイメージ

 ミサワホーム(株)は19日、既存の職員住宅を賃貸住宅に再生し、同社の保有物件として活用するプロジェクトの着工を発表した。

 北海道が保有する築50年超の職員住宅「旧初台公宅用地」の有効活用プロジェクト。北海道の公募にミサワホームが応募。既存建物を再利用して超寿命化が図れるリファイニング建築で再生・活用する提案をして、選定された。

 リファイニング建築は、内外装や設備類、間取りなどの変更と同時に建物自体の耐震性の確保や耐用年数を向上し、第三者機関より評価を取得する建築再生手法。

 同物件は新耐震基準に合致していなかったことから、現行の基準にあわせた補強を施し、耐震性を確保した。

 物件の敷地面積は535.47平方メートル、延床面積は1,017.20平方メートル。鉄筋コンクリート造地上4階建て。3ヵ所あった屋外階段をすべて撤去し、3DK・18戸の間取りを1LDK・17戸1DK・4戸に変更した。

 また、従来、車庫・室内であった場所にエレベータおよび屋内階段、廊下を設置したほか、新たにエントランスを設けた。

 2017年11月完成を目指す。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。