
大和ハウス工業(株)は5月3日、開発中の分譲マンション「プレミスト天神赤坂タワー」(福岡市中央区、総戸数220戸)のモデルルームをオープンする。販売開始は7月上旬を予定。
福岡市営地下鉄空港線空港線「赤坂駅」徒歩2分、天神エリア徒歩5分の「日本たばこ産業・JT福岡ビル」の跡地に建設。敷地面積3,135.91平方メートル、延床面積2万8,323.63平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上24階建て。同規模の一般的な建物と比較した場合、地震力(地震時に建物に加わる水平力)を3分の1に軽減する制振装置を採用した。
タワーマンションとしてのスケールメリットを生かし、コンシェルジュサービスを提供。また、2 階に各種ラウンジをはじめ、ゲストルーム、フィットネスルームを、21 階には博多湾を望むことができるゲストルームやスカイラウンジなど、多様な共用施設を設けた。
住戸は、専有面積53.54~187.50平方メートル、間取りは1LDK~4LDKで41プランを用意。階高約3.1mを確保したことにより、リビング・ダイニングと洋室の天井高約2.5mとするなど、開放的な空間を創出。また、住宅性能表示制度の断熱等性能等級において最高等級「4」に相当する次世代省エネルギー基準(7地域)をクリアした断熱性を確保。開口部には複層ガラスを採用した。
セキュリティ面では、同社グループ独自の24 時間戸別管理システム「シーエルガード」を導入。全ての玄関ドア等を対象に、不審者の侵入を感知する防犯センサーを設置する。また、各住戸の玄関錠には防犯性と利便性を両立したハンズフリータイプを採用した。
販売価格は3,500万円台~3億円台を予定。 竣工は2018年10月下旬、入居は19年2月下旬の見込み。