不動産ニュース / 仲介・管理

2017/4/28

大手町に新タイプのレンタルオフィス

コワーキングスペースや会議室なども多数整備している

 日本リージャス(株)はこのほど、コワーキングスペースを備えた「SPACES大手町ビル」(東京都千代田区)をオープンした。

 同社は「Regus」「Openoffice」ブランドでレンタルオフィスを展開しているが、「SPACES」ブランドは、通常のレンタルオフィス機能に加え、大規模なコワーキングスペースを併設して展開する。2016年12月にオープンした「SPACES JPタワー名古屋」(名古屋市中村区)に続き、2ヵ所目の拠点。

 東京メトロ丸ノ内線他「大手町」駅直結。大手町ビルの1~3階、総面積は約760坪。入居者や利用者同士の交流およびコミュニティ形成促進に力を入れた運営を行ない、異業種交流会やイベントなどをコンスタントに開催していく。受付業務を行なうコンシェルジュではなく、コミュニティマネージャーを配置し、積極的に企業と企業との結びつきや人的交流を支援していく。

 「SPACES大手町ビル」のレンタルオフィスには多くの引き合いがあり、レンタルオフィスについては、当初予定を上回りすでに2~3割ほどのブースについて契約のめどが立っているという。

 同社代表取締役カントリーマネージャーの西岡真吾氏は、「大手企業や外資系企業に勤務するサラリーマンやサテライトオフィス需要、ベンチャーキャピタルや投資家などを中心ターゲットとして捉えている。『SPACES』ブランドで地方主要拠点に展開を進め、今後5~6年で30~40拠点に展開していきたい」と展望を述べた。

「今後5~6年で30~40拠点を展開していく計画」と語る代表取締役の西岡氏

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