不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/5/1

大手50社の建設受注総額、6年連続で増加

 国土交通省は4月28日、「建設工事受注動態統計調査(大手50社)」の2016年度(16年4月~17年3月)計および17年3月分を公表した。

 16年度の受注総額は14兆7,907億円(前年度比4.0%増)で2年ぶりの増加。うち国内建設工事は14兆4,753億円(同5.8%増)、6年連続の増加となった。

 民間工事は10兆879億円(同5.1%増)で、6年連続の増加。発注者別では、不動産業や卸売業、小売業等が増加したのに対して、金融業や保険業、製造業等で減少した。

 公共工事は3兆8,685億円(同8.4%増)となり、2年ぶりの増加。国の機関が2兆4,687億円(同4.9%増)、地方の機関は1兆3,998億円(同15.2%増)となり、いずれも2年ぶりの増加となった。

 また、17年3月の受注総額は2兆3,672億円(前年同月比1.1%増)で、4ヵ月連続の増加。

 民間工事は1兆5,598億円(同2.4%増)で、2ヵ月ぶり増加。発注者別では、不動産業、製造業、運輸業等が増加し、サービス業や卸売業等が減少した。

 公共工事は6,815億円(同5.5%減)となり、2ヵ月ぶりの減少。国の機関は同27.6%減、地方の機関は48.1%増だった。

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