（株）不動産経済研究所は18日、2017年4月の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の発売は2,741戸（前年同月比38.6％増）と、3ヵ月連続の増加。月間契約率は66.3％（同0.1ポイントダウン）と、4ヵ月連続の60％台となった。1戸当たりの平均価格は5,918万円（同2.9％上昇）、1平方メートル当たりの平均単価は85万6,000円（同3.6％上昇）といずれも上昇した。
即日完売物件は「グランドメゾン品川シーサイド」1期1・2次（東京都品川区、238戸、平均1.2倍、最高4倍）など5物件267戸。20階以上の超高層物件は11物件482戸（同175.4％増）、契約率は68.9％（同19.2ポイント上昇）。月末時点の販売在庫数は6,649戸で、前月末に比べて100戸減少した。
なお、5月については3,000戸の発売を見込んでいる。
