(株)大京穴吹不動産は6月1日より、遠隔地の不動産に関する相談を、最寄りの店舗・営業所で現地担当者にすることができる「店舗間IT接客」(遠隔地所有者の接客対応)を導入する。
遠隔地の不動産の売買・賃貸に関する相談を受けた場合、これまでは顧客に現地まで出向いてもらうか、現地担当者との電話による相談対応に限られていた。
今回、IT重説にも対応している「MeetingPlaza」というソフトを導入することで、顧客は最寄りの店舗・営業所から希望エリアの担当者と、モニターを通じて会話できる体制を整備。遠隔での対面接客を可能にした。
両親の自宅を遠隔地に所有する地方出身の人や、遠隔地に投資物件を所有している顧客などの利用を想定している。
今後は、「店舗間IT接客」の対象範囲サービスの内容を拡大・拡充し、仲介の相談だけでなく、グループ各社が提供するリフォームや新築物件の相談、税理士やファイナンシャルプランナーなどとの相談についても利用していく考え。また将来的に開始が予定されている「IT重説」に向けた対応も進めていく計画。